2013年11月04日

久しぶりね

私が、東京で仕事していたやや若い頃のお話。
デパートの催事場で仕事をしていた私は、翌日の準備で遅くなってしまいました。
いつものうらぶれた駅を出て家路を急ぐ私の前に、いきなり立ちはだかる人がいました。
「久しぶりね、チェリー。」見上げると、ロングドレスを着た異様に背が高いニューハーフ。
多分180cm以上のこの身長では、100m先からでも、本物の女性ではないことは一目瞭然。
驚いてあたりをきょろきょろと見回しながら「えっ?!私ですか?」と自分を指差す私。
「あら、あんた、女なの?…ちょっとぉ、あたしの友達のチェリーにそっくりよ!」
「えっっ!」…かなりのショックを受けつつも、これはネタにできる!と思った私は、
以来いたるところでこのチェリー事件のことを吹聴して回りました。
すると、さるニューハーフのスナックのママ(この人もでかい!)が、その噂を聞きつけて、
私に会いたがっているというので、ご対面することと相成りました。
はたして、私を一目見るなり「あら、ほんと!チェリーにそっくり!」と大喜び!
そしてさらに「でも、あたしの親友の絹子にもっと似てる!」と野太い声でのたまいました。
そのあと数回、彼女(?)の経営するスナックでアルバイトしないかとスカウトされました。
「あんたなら、ちょっと見には、女だってわかんないわよ。」だって。とほほ…



ニューハーフ.jpg

ニューハーフというバラです
posted by 店長 at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記