クリスマスプレゼントにお人形というリクエストでしたが、選んだお人形は怪獣でした。
シルバニアファミリーハウスには、奇妙な怪物やカブトムシやクワガタがたむろし、スポーツカーのおもちゃが
ベッド代わりになっている始末。
着るものはすべてお兄ちゃんのお下がり。黒や青といった男の子仕様の色やデザイン。
せっかく買ったひらひらのフリル付きの服なんか見向きもされません。
スカートは嫌い。木登り得意。一人称は「俺」。
小さい頃の話ですが、お兄ちゃんとお風呂に入って、じーっとお兄ちゃんの股間を見つめ、さびしそうに
「わたしのは、いつ生えてくるのかなあ…?」
そのH香ちゃん、小学生になったお兄ちゃんがスイミングスクールに通い始めて、一緒にに見学に行くように
なった途端、ピンクやら赤やら今まで見向きもしなかったひらひらの服を好むようになりました。
一体どうしたことかと、周囲が動揺していたところ、スイミングスクールのコーチがイケメンさんだったのが
判明。
生えてこなくてよかったです。
