2012年12月30日

ぷう

数年前に父が亡くなり、毎月決まった日に、お寺からお経をあげに来ていただいています。
その日も、いつものようにお坊さんがやってきて、お経をあげ始めました。
母も、私と娘も、弟のお嫁さんも、みんな急いで、お坊さんの後ろに座ろうとしていましたら、母がいつも使っている小さな椅子が見当たりません。
この数年、膝を痛めている母は、正座ができません。母は、慌てて探しましたが、仕方なく、子供用の椅子を代用することにしたようです。
「あ、それは音が出る椅子…」と思ったときは、時すでに遅く、母は、無理やりおしりを小さな椅子に押し込んでいるのでした。
ぷう、ぷう、ぷううーーーーー
お経の声しか聞こえなかった部屋に、母のおしりの動きに合わせて、間の抜けた音が響きます。
ぷうう、ぷう、ぷう
私も、娘も、弟のお嫁さんも、肩はぷるぷる震えながら、必死で笑いをこらえていました。
その中で、何事もなかったかのように、お坊さんの読経の声は続くのでした。



椅子.bmp
posted by 店長 at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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